喫煙者がコチニン検査を受けた結果!その精度は?裏ワザ通用せず!

保険
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こんにちは。mitsuです。

今回は私が生命保険募集人だった当時に受けたコチニン検査(喫煙検査)の体験談を書きたいと思います。

私は成人してから長きに渡り愛煙家です。

3度の飯よりタバコというくらい暇があれば喫煙しています。

ですがこの喫煙、生命保険加入にとって天敵となってしまいます。

ご存知でしょうか。

タバコを吸わない人(非喫煙者)だと毎月の保険料が割引になる保険があることを。

特に死亡保険や医療保険に非喫煙者割引が適用できる保険が多いです。

今回、私自身の死亡保険加入にあたって少しでも保険料を安くしたいと考え・・・

一時的に禁煙し非喫煙者料率を適用するためのコチニン検査を受けることを決意・実行しました。

結論からいうと陽性反応で非喫煙者料率適用できずです・・・

当たり前ですが・・・

この体験が喫煙者でコチニン検査を受けようか迷っている方の少しでも参考になればと思い記します。

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コチニン検査とは??

そもそもコチニン検査とはなんでしょうか。

喫煙時に体内に吸収されたニコチンの代謝物を「コチニン」といい、唾液中のコチニンの含有量を測定する検査をいいます。

つまりタバコを吸っていないことの証明となる唾液採取検査のことです。

綿棒みたいなコチニン検査棒を口にくわえ、一定時間(ルール上では3分間)唾液を含ませるという検査です。

申込時の告知による自己申告だけだと嘘をつく人もいますので、唾液採取検査にてしっかりと確認するという2段階の審査が行われています。

なんのためにするかというと、保険商品によってはタバコを吸っていないことによって掛け金が割引になるものがあります。

一番多いのが収入保障保険、次いで医療保険、あとは一部の終身保険にこの非喫煙者割引が適用できる商品があります。

それらの保険に申込するときに、非喫煙者であることの証明のために行われています。

割引率は保険種類や年齢によって変わりますが、私が加入した収入保障保険の場合、喫煙者と非喫煙者とでは月額約1,300円ほどの違いがあります。

5,000円ちょっとの掛け金の保険で毎月1,300円安くなるのは大きいですよね。

ダメもとで非喫煙者区分で申込手続きを行うことを決意しました笑

コチニン検査で反応が出る期間(残留期間)は??

各保険会社での告知事項で喫煙についての質問があります。

どの保険会社も「過去1年以内」の喫煙の有無について聞かれます。

つまり過去1年以内に喫煙暦が無い方は心配する必要がありません。

例え10年以上の喫煙歴があろうが、直近1年以内に喫煙が無ければ非喫煙者です。

私の経験上でも、1年以内に喫煙歴が無い方は反応が出たことはありません。

記憶が不確かですが、タバコをやめて半年の方でも反応が出なかった記憶があります。

調べてみると反応が出なくなるまでの期間はまちまちです。

厳密に「この期間」とは言えませんが、一つの目安として半年はあるかもしれません。

一説によれば1ヶ月でも反応が出なかった人がいるとか・・・

ですが、繰り返しになりますが保険会社は「過去1年以内」の喫煙の有無を聞いてきます。

1年以内の喫煙があるのに「いいえ」と答えると「告知義務違反」になりますのでそこはご注意ください。

コチニン検査の裏ワザについて

いろんなサイトを調べてみましたが、これといった画期的な裏ワザは存在しません。

地道な方法ですが、私が実践した方法です。

出勤後は喫煙しない

検査時間までとにかく頻繁にうがいする

検査時に舌の上にコチニン棒を置く

軽く湿らせる程度にしておく

基本的にコチニン棒は舌と下アゴの間、つまり舌の下に含ませる様に指示されます。

コチニンが一番たまるのが舌の下(舌の裏側の部分)だからです。

そこで間違えたフリをして舌の上に乗せるという愚行を行いました笑

平然と行えばツッコミは受けませんし、私が現場FPという点もあったかもしれません笑

とにかく口の中に不純物がたまらない様に意識して検査に臨みました。

結果は陽性、そんなに甘くはありませんでした。

一度陽性反応が出ても再検査が受けられる!

安心してください。

一度陽性反応が出ても、もう一度再検査を受けることができます。

正真正銘の非喫煙者であればさすがに2回も陽性反応が出ることは無いと思います。

仮に非喫煙者で陽性反応が出た場合は受動喫煙にも気をつける様にしましょう。

FP10年の経験上、非喫煙者で陽性反応が出たことはありません。

もちろん受動喫煙についても問題無かったです。

ただ私は喫煙歴20年の強者。

しっかりと陽性反応が出てしまったため、再検査に向けた対策を練りました。

朝の歯磨き後からは喫煙しない

検査直前に歯ブラシで舌をみがく

検査時に水を手元に置いておき、検査直前に少し口に含ませる

上記3つの対策を新たに追加しました。

特にタバコを吸わない時間を約4時間→約6時間と長くしたことは自分にとってとても負担でした笑

結果はこれまた陽性。

二度の検査で陽性が出てしまったため今回は喫煙者料率での承諾書を提出しました。

やはりコチニン検査の精度はスゴイです!

数年後に再度コチニン検査を受けられる制度あり!

とある保険会社(SOMPOひまわり生命)が加入から2年経過後であれば再度コチニン検査を受けられる「健康チャレンジ」なる制度を新設しました。

加入時はタバコを吸っていたが、後にやめた人に朗報です。

また、今は禁煙から時間が経っていないもしくは今は禁煙していないが、ゆくゆくは禁煙するつもりの人にとっても魅力的な制度です。

しかも健康チャレンジに成功すると加入時から払っていた喫煙者料率分の掛け金が返還されるというから驚きです。

仮に私がタバコをやめて、加入から3年経過後に健康チャレンジに成功すると、

毎月の掛け金の差額(約1,300円)×3年間分=46,800円

が返還されたうえに、以後の毎月の掛け金も安くなるということになります。

このチャレンジは加入から2年経過後から5年経過するまでの間に受けれるとのこと。

こういった制度がない保険会社で加入している方は、今のうちに見直しをしておくのも手かもしれません・・・

◆ビジュアル生命保険サイト
『保険マンモス』⇒イラスト図表で保険を分かりやすく!
売れちゃってる問題のあの商品とは!

注意点はコチニン検査のみでなく、健康診断結果表の提出も必要になります。

タバコはやめたけど、病気になって薬を飲んでいる・・・

なんてことになってしまうと安くならない可能性があるので、健康には留意しましょう。

アイコスやプルームテックはコチニン検査に反応する??

最近よくあるのが電子タバコや加熱式タバコの類です。

これらのタバコでコチニン反応が出るかの現場体験はありませんが、保険会社の回答としては「喫煙にあたる」とのこと。

加熱式であれば反応が出ない様な気もしますが・・・

もしかしたら加熱式タバコなどの取り扱いについて今後変更されるかもしれません。

その際は改めて皆さんにお知らせしたいと思います。

まとめ:コチニン検査に裏ワザはありません!

結論ですが、コチニン検査に完璧な裏ワザはありません。

タバコを吸わない期間を長くするしか方法がありません。

しっかりと禁煙したうえで検査を受ける。

これが王道です。

できれば半年、少なくとも1ヶ月は禁煙した後に上記裏技を実践してみてください。

もしかしたらパスできるかもしれません。

ですが、告知義務違反であることに変わりはありません。

自己責任になりますのでそこはご注意ください。

どんな保険に、どのように加入したら間違いがなく、お得なのかについても解説

私自身どんな保険に入ったら良いのか。

どのように保険に入るのが間違いがなくお得なのか。

そんな記事もこのブログで書いております。

そもそもの保険の考え方について知りたい方はどうぞ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

mitsu

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