【プロが解説】保険が必要な人、保険が不要な人について説明します。

保険
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こんにちは。mitsuです。

今回は

保険が必要な人はどんな人?

保険が不要な人はどんな人?

について解説したいと思います。

自身にとって保険が必要か不要か悩んでいる人の参考になると思います。

私は10年間FPとしてコンサルティング営業をしております。

MDRTという保険業界でトップクラスの成績を収めた人しか入会できない組織に5年連続で入賞した経験もあります。

現場で得られたお客様の生の声を交えて解説していきますので是非最後までお付き合いください。

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結論:ほとんどの人に何かしらの保険が必要です!保険が不要な人はほんの一握り!

結論からですが、ほとんどの人に保険は必要です。

保険の目的は不測の事態が起きた時に経済的な損失をカバーするためにあります。

つまりその

経済的損失を自身でカバーすることができる資産があれば保険は不要

ということになります。

ですが全ての事態に対してカバーできる資産を保有している人はほんの一握りです。

以下順番に解説していきます。

医療保険は半年分の生活費があれば不要

普通の病気やけがで入院した程度で立ち行かなくなる人はほとんどいないと思います。

なので医療保険については加入必須というものではありません。

心配な方のために基準を出しておくと

緊急予備資金=最低でも半年分の生活費

これが預貯金などでしっかり貯まっている人は医療保険は不要です。

がん保険は2年間分の生活費が無いなら必要

がんなどの大きな病気となってくると

治療の長期化

治療費などの継続的支出の長期化

配置転換、転職、失職などの収入低下リスク

家族のサポート必要時の世帯としての収入低下

など普通の病気やけがと違ったリスクが出てきます。

この場合、半年分の生活費だけでは不安になってしまう人も多いでしょう。

少なくとも

2年分の生活費

は貯めておく方が安心だと思います。

2年間は治療に専念しても生活できる資金を用意しておくという意味になります。

扶養家族がいる人は死亡保障はほぼ必須

死亡時はさらに高額な資産が必要となります。

独身や子供がいない夫婦の場合は必要ないですが子供やサポートが必要な親、兄弟がいる場合は大きな資産が必要です。

毎月の生活費−遺族年金月額×遺族が独立するまでの残期間

が必要な資産となります。

例えば

遺族の毎月の生活費=25万円

受け取れる遺族年金月額=15万円

配偶者年齢35歳

子供年齢10歳

となると子供が独立するまででもあと13年間(大学卒業まで)かかります。

配偶者に十分な収入があれば良いですが、ない場合は配偶者の将来まで想定にいれる必要があります。

子供が18歳を迎えたら遺族年金は減額され、月額約5万円程度

になることも外せないポイントです。

上記例で子供が18歳を迎えるまでに必要な資金は

25万円−15万円×8年間=960万円

となります。

18歳以降は遺族年金が減額されますのでそこから子供の独立まで(大学卒業まで)に必要な資金は

25万円−5万円×4年間=960万円

となり、子供が独立するまでに

960万円+960万円=1,920万円

の資産が必要です。

その後は配偶者のみの生活費と仮定して約7割の17万円で生活するとします。

老齢年金が受け取れる65歳までで考えると

17万円−5万円×17年間=2,448万円

が必要な計算になります。

この例なら

1,920万円+2,448万円=4,368万円

の資産があればなんとか生活していける計算です。

ただこの例では子供の大学資金が既に準備されている想定ですし、子供の成長に伴う生活費増も含んでいません。

また、配偶者の老齢年金が今と同じ65歳から受け取れる想定です。

つまりより多くの資産が必要ということになります。

これだけの資産を既に準備できている方は少数だと思われます。

1,000万円や2,000万円程度の資産だと医療保険やがん保険は必要なくても死亡保障は必要です。

かなりざっくりとした計算ではありましたが、お伝えしたいことは多少の資産で残された遺族は守れないということです。

家庭によって状況は違うので

配偶者の収入が高く、一馬力でも十分生活していける

万一時は子供の大学進学はあきらめる

親が資産家でそのうち数千万円の相続を受けることになる

などのプラス材料があればその分死亡保障も減額できると思います。

いずれにせよ難しい計算になりますので専門家に相談されることをおすすめします。

また、過去記事で「本当に必要な保険」についても紹介しておりますので併せて確認ください。

まとめ:ほとんどの人に死亡保障は必要です!不要だと感じる場合は確認の意味も込めて専門家に相談を!

医療保険やがん保険が不要な人はいても死亡保障が不要な人は多くはありません。

会社では一従業員でも家庭では立派な大黒柱です。

いなくなってしまうと途端に路頭に迷ってしまう家庭も多いはずです。

今の時代はネットなどで様々な情報が飛び交っています。

保険不要論もかなり多いです。

しっかりとした根拠を持って「不要」と言えるなら良いですが、流れている情報をそのまま鵜呑みにして「不要」というのはかなり危険です。

遺族年金だけで生活できる遺族はほとんどいません。

遺族に贅沢をさせる必要はないですが、少なくともしっかりとした生活ができる程度のお金は残すのが最低限の責務だと考えます。

家庭ごとに収入や支出も違いますし、ライフプランも様々です。

不要だと感じた場合でも専門家の意見を聞くことを強くおすすめします。

相談の上で「いらない」となれば自信を持って入らなければ良い話です。

自身にどのくらいの保障が必要かわからない場合も専門家にアドバイスを求めてください。

的確な答えを得られると思います。

手間はかかりますが自身や大切な家族を守るためとても大切なことです。

下記専門家なら無料で何度でも相談可能です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

mitsu

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