保険料の相場はいくら?月1万円までに抑えるべき理由について解説

保険
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こんにちは。mitsuです。

保険料っていくらが相場なんだろ・・・

うちは結構安いはずだけど・・・

他の人たちはいくらくらい保険料払っているのかな・・・

こんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

それもそのはず、保険の話なんてあまりしないですもんね・・・

日本にはまだまだ「お金の話」をするのははしたない風潮があります。

これまで保険や保険料の話なんて友人ともしてこなかった方がほとんどではないでしょうか。

ですが保険は毎月、何十年間も払い続けるもの。

相場で全てが決まるわけではありませんが、気になるのも人のサガ。

今回はこれまでの経験で得てきた知見をもとに保険料の相場について解説していきたいと思います。

私は10年間FPとしてたくさんのお客様にコンサルティングをしてきました。

MDRTという保険業界でトップクラスの成績を納めた人しか入会できない組織に5年連続で入賞した経験も持っています。

この記事では一般的に払うべき保険料について詳しく解説していきます。

これまでの経験を活かしての解説になりますので、本記事の内容から大きく逸脱している方は要注意です。

保険料は毎月の支出です。

少しでも節約できた方が日々の生活の質が上がるのは間違いありません。

結論をいうと

保険料は1人につき1万円/月までに抑えましょう!

となります。

夫婦の場合は合計2万円までですね。

以下、解説していきます。

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保険料の相場は月1万円まで!それ以上は払い過ぎです!

月1万円が相場と聞いていかがでしょうか。

保険料は年齢や性別によって変わりますし、健康状態によって左右される商品もあります。

一概に「ここまで」と断言できるものではありませんが、相場は1万円までです。

これは

最新の保障内容

一生涯掛け金の変わらない終身タイプ

の条件で

医療保険

がん保険(三大疾病保険)

死亡保険

の3つの保険に加入した場合の金額です。

家族構成や年齢、性別によってこの金額の差はありますが、1万円という金額が一つの目安になります。

一家の大黒柱で子どもが1人を想定しての話になりますので、子どもが2人以上いる場合は死亡保障がさらに必要となります。

その分保険料が高くなりますので1万円を超えるかもしれません。

ですが子どもがいない夫婦だったり独身ならば1万円よりも安くするよう見直すことをおすすめします。

注意:更新型保険には加入しないように!更新ごとに掛け金が高くなります!

月1万円が相場と解説しましたが、更新型保険の場合は話が変わります。

現時点で1万円より安かったとしても更新のたびに掛け金が高くなってしまいます。

40代や50代の更新時にはそれまでの2倍以上の掛け金になることも珍しくありません。

万一加入している保険が更新型保険だった場合は掛け金に関係なく、即刻見直しすることをおすすめします。

過去に更新型保険、定期付終身保険について解説した記事がありますので貼っておきます。

医療保険の保険料は月額2千円が目安

医療保険に加入されている方は多いと思います。

老若男女問わず加入者が多い保険ですが、一番節約しやすいのもこの医療保険です。

「入院したら困るでしょ?」と保険セールスに迫られた方も多いと思いますが、ぶっちゃけ入院して困るのはほんの一部の方です。

厚生年金に加入している会社員や公務員の方は入院してもすぐに収入がなくなるわけではありません。

有給休暇が使えますし、傷病手当もあります。

国民年金に加入している自営業者や日給月給で働いている方は収入に直結するので医療保険もそれなりの保障を検討する必要があるかもしれませんが、それ以外の方は基本的に不要です。

緊急予備資金(半年分の生活費)の蓄えがある方は医療保険は不要!

というのも有名な話です。

緊急予備資金がない方や加入していないとどうしても心配な方は検討することになるでしょうが、それでも医療保険にかける保険料は月2千円前後を目安にしてください。

入院日数も短期化していますので長期的に入院することは稀です。

参考に厚生労働省が発表している平均在院日数の表を載せておきます。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/byouin/m19/dl/1902kekka.pdf

全ての病気、全年齢での平均でも30日を切っているのが現状です。

60歳未満の方はさらに入院日数は短くなっているのが実情です。

がん保険(三大疾病保険)の保険料は月額3千円が目安

医療保険より優先度が高くなるのががん保険などの大病保険です。

普通の病気やけがでの入院では治療費が高額になることは考えにくいですが、大きな病気となってくると話は変わります。

がん

心臓

この3つは治療費が高くなる可能性があります。

治療が長期化することも想定しておかなければなりません。

保険の目的は

起こってしまった場合に経済的に困る事

に事前の備えをすることです。

大きな病気の場合は経済的に困る確率が高くなるので加入しておく方が良いでしょう。

特に緊急予備資金がない方は加入必須です。

がんの保障を重点的に確保したい方→がん保険

3つの大病保障をまんべんなく確保したい方→三代疾病保険

という基準で選んでいただいて構いませんが、若年層は三大疾病保険にしておくことをおすすめします。

死亡保険の保険料は月額3千円〜5千円が目安

独身でない限りは加入必須となるのが死亡保険です。

仮に専業主婦の方でも子どもがいる場合は必須です。

家事、育児などを全て1人でするのは限界があります。

収入の過多で必要性が決まるわけではありません。

少なくとも子どもが独立するまでは両親ともに死亡保険に加入しておくことを強くおすすめします。

確保すべき保険金額は家庭の状況によって大きく変わりますので保険料の相場にも開きがあります。

収入保障保険という掛け捨て死亡保険なら格安で大きな死亡保障を確保できるのでおすすめの商品です。

35歳男性で非喫煙健康体なら月3千円程度で3千万円以上の死亡保険金額を確保できます。

その他の保険は場合によりけりですが基本的に不要です!

他にも就業不能保険や介護保険、貯蓄型保険など様々ありますが基本的に不要です。

自営業者や日給月給の方なら検討の余地がありますが、厚生年金加入者は国の保障がしっかりしているので多くの保険に加入する必要はありません。

独身の場合はなおさらです。

保険料として多くの掛け金を払うよりも、何にでも使える貯蓄として資産形成する方が優先度は高くなります。

保険料はあくまでも支出です。

心配だから加入する

ではなく

必要だから加入する

という考え方にシフトしましょう。

まとめ:保険料の相場はいくら?→月1万円が目安です!

これまで解説してきた通り、月1万円が保険料の相場、目安になります。

一般的な保険で最新の保障を確保しようと思っても月1万円もあれば十分です。

逆に月1万円を大きく超える場合はその保障が本当に必要なのか検討するべきです。

保険貧乏になってしまっては元も子もありません。

50代や60代になってくると保険料も高くなります。

入院したら1日5千円受け取れる医療保険に月5千円以上かかることもあるでしょう。

その場合も本当にその保険に加入する必要があるのかを検討してください。

医療保険に加入する代わりに毎月5千円の貯金をする方が合理的なこともあります。

保険料節約は聖域ではありません。

本当に必要な保険になるべく安く加入し、保険料を節約する。

その方が生活の質も上がるはずです。

多くのお客様にコンサルティングしてきましたが、保険貧乏寸前の方にもたくさん会ってきました。

保険は保険事故(入院や死亡など)に該当すれば保険金が払われますが、該当しないと払われません。

いざという時のために何にでも使える資産を貯めるという考え方もまた保険です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

mitsu

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