こんにちは。mitsuです。
今回は本当に必要な保険について解説したいと思います。
保険ってたくさんあるけど本当に必要な保険って何?
多くの人が抱える疑問だと思います。
もちろん状況によって必要な保険が変わることは承知しています。
あくまでも「多くのパターン」で必要な保険だと認識してください。
私はFPとして10年間コンサルティング営業をしてきました。
MDRTという保険業界でトップクラスの成績を収めた人しか入会できない組織に5年連続で入賞した経験も持っています。
長年の現場経験で多くの人が必要とする保険だと判断した内容について解説していきますのでお付き合いください。
なお、今回の記事における必要な保険は生命保険分野に限って解説しています。
火災保険や自動車保険は所持している人には当然必要となりますのでご理解ください。
本当に必要な保険は3つだけ
まず結論からですが、多くの人に本当に必要な保険は3つだけです。
以下順番に解説していきます。
必要な保険その1:死亡保険
まずは死亡保険です。
一家の大黒柱が死亡してしまった場合、十分な資産がないと露頭に迷うことになります。
それを回避するのが死亡保険です。
国から受け取れる遺族年金だけで生活していける家庭はほんの一握り。
配偶者に十分な収入があって、万一後も継続して稼ぐことができる家庭は多くはありません。
子どもがまだ小さいから働ける時間が短くなる・・・
子どもが大学生だから受け取れる遺族年金額が少ない・・・
パートタイムでしか働いてないし今の年齢だと正社員の仕事を見つけるのは難しい・・・
家庭によって様々な事情があると思います。
これらを金銭的に解決するのが死亡保険です。
独身で自分のお葬式代以上の資産を親が持っている人以外は必要となる保険だと考えます。
必要な保険その2:がん保険or三大疾病保険
2つ目は大病保険と言われるがん保険もしくは三大疾病保険です。
先の死亡保険とは違い、生きている間の保険になります。
大きな病気になってしまった場合は治療費がかかります。
高額療養費制度を考えれば保険に加入しておく必要はない!
といった考え方も確かにその通りです。
十分な治療費をまかなうことができる資産があれば確かに保険は不要です。
ですがその十分な資産の準備ができている人は少数です。
ほとんどの人が
- 老後資金
- 住宅資金
- 教育資金
の目的で資産形成しています。
大きな病気になってしまった場合の治療費という目的で貯蓄している人は本当に少ない。
ちょっとした病気やケガならまだしも、大きな病気になってしまった場合はリスクが高くなります。
治療の長期化リスク
高額療養費制度があるといえど毎月治療費がかかり続けるリスク
転職や配置転換、失業などによる収入低下リスク
これらのリスクに無傷で対応できるだけの家庭にはほとんど会ったことがありません。
子どもなしの夫婦で共に高収入、支出も平均未満な家庭以外は必要となる保険だと考えます。
必要な保険その3:医療保険
医療保険については異論のある人も多いかもしれません。
健康保険(3割負担)
高額療養費制度
これらを考えれば死亡保険や大病保険と比較するとその必要性は高くないかもしれません。
ですがちょっとした入院や手術でもお金はかかるもの。
一般的な家庭ではやはり負担になります。
大きな保障に入る必要はないかもしれませんが、最低限の医療保険は備えておくべき状況の家庭が多い印象です。
入院日額を上げてしまうと掛け金がかなり高くなってしまうので、入院一時金を付帯することをおすすめしています。
特約自体はそんなに高いものではないですし、入院した時点で一時金を受け取れるので「先立つもの」としても有用です。
私も月額2千円程度で、入院一時金20万円が受け取れる医療保険に加入しています。
今回紹介した3つの保険の中では優先順位は低いですが、十分な資産がなくて不安な人は加入しておく方が得策だと考えます。
まとめ:本当に必要な保険は3つだけ!他の保険は状況次第です!
死亡保険
がん保険or三大疾病保険
医療保険
長年の現場経験からこの3つの保険については加入しておくべき家庭が多いと言えます。
就業不能保険
学資保険
終身保険
年金保険
などなど他にもたくさんの保険がありますが、その必要性は3つと比較すると低いです。
自分や家族に本当に必要な保険は何なのか
なかなか答えは出ないかもしれませんが、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
一般論ではなく、個別具体的な状況を踏まえたうえで必要な保険を判断したい人は保険代理店に相談することをおすすめします。
皆さんが描くライフプランをもとに本当に必要な保険を探す手伝いをしてくれるはずです。
自社の商品しか扱えない保険会社にはない選択肢が代理店にはあります。
もちろん相談は何度でも無料です。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
mitsu
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