こんにちは。mitsuです。
今回は女性疾病特約は必要かということについて解説していきたいと思います。
女性なら気になるこの女性疾病特約。
「女性のための保険」というCMをテレビで見たことがある方も多いと思います。
そもそも女性疾病特約とは何なのか。
女性疾病特約は必要なのかについて詳しく解説していきます。
私はFPとして10年間コンサルティング営業をしています。
MDRTという保険業界でトップクラスの成績を収めた人しか入会できない組織に5年連続で入賞した経験もあります。
現場でお客様からよくいただいた質問内容を交えて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください。
結論:女性疾病特約は不要です!普通の医療保険およびがん保険で十分です!
まずは結論からですが、女性疾病特約は不要です。
不安を煽って加入を誘っていますがその必要性は低いとお考えください。
女性特有の病気になったからといって他の病気と比べて特別お金がかかるわけではありません。
心配だからと勧められるがままに加入するのは避けましょう。
女性疾病特約とは?
そもそも女性疾病特約とはどんな特約でしょうか。
簡単にいうと
女性特有の病気やがんで入院や手術を受けた場合、通常の給付金に上乗せして受け取ることができる特約
です。
よく例えとして出される病気の代表例が
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 帝王切開
- 妊娠高血圧症
- 乳がん
- 子宮がん
などです。
つまり女性独特の病気ですね。
これらの病気で入院や手術を受けた場合、主契約となる通常の給付金に上乗せして給付金が受け取れます。
例えば
入院日額5千円の主契約+女性疾病入院特約5千円
の医療保険に加入していた場合に女性特有の病気で入院すると
受け取れる日額は1万円
となります。
手術についても同じです。
主契約の手術給付金10万円+女性疾病手術給付金10万円
の医療保険で帝王切開を受けた場合
受け取れる手術給付金は20万円
となります。
また、全てのがんを女性疾病に含む保険会社がほとんどですので、乳がんや子宮がん以外のがんでも上乗せして給付金を受け取れます。
給付金が上乗せして受け取れるという点は安心材料かもしれません。
女性疾病特約は給付金が上乗せされるだけ!特約代金を払ってまで付帯する必要はありません!
女性疾病特約を付けるか付けないかの判断の根拠となるのが
女性疾病だと他の病気に比べてお金が多く必要か?
という点です。
おそらくほとんどの方が気付かれていると思いますが、
女性疾病だからといって治療費が高くなることはありません。
ということは特約代金を払ってまで付帯する必要は無いということになります。
よく引き合いに出されるのが乳がんになってしまった場合の乳房再建術ですが、がんの場合はそもそもがん保険が使えます。
そちらから診断金を受け取っているはずですので、女性疾病特約を付けておく必要はありません。
女性疾病特約代金は20代〜30代といった若年層でも月500円〜1,000円程度はします。
普通の医療保険でもしっかりと給付金は受け取れますので、そちらで備える形で十分です。
医療保険とがん保険の入り方については過去記事を参照ください。
一時金メインの医療保険とがん保険に加入しておけば問題なしです。
まとめ:女性疾病は医療保険、女性特有のがんはがん保険で備える!
冒頭にも書きましたが女性疾病特約は不要です。
治療費が高くつくわけではないのに保障を上乗せする必要はありません。
基本的に普通の医療保険で十分ですし、がんについてはしっかりとしたがん保険に加入しておけば治療費で困ることはないでしょう。
「心配だから」という感情を優先して多くの掛け金を払うのは保険会社の思う壺です。
保険の掛け金は毎月の固定費です。
固定費はなるべく上げたくないものですよね。
賢く保険に入り、無駄な特約代金は払わずに貯金に回す。
その方が将来的に豊になると考えます。
女性疾病特約をはじめとした保険に悩まれている方は保険代理店で相談されることをおすすめします。
無料で何度でも相談できますので悩みも解決するはずです。
無駄なく自身に合った保険に加入し、賢く将来に備えましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
mitsu
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