こんにちは。mitsuです。
今回は独身の保険の必要性について解説していきたいと思います。
独身なら誰にも迷惑かけないし保険は必要ないでしょ・・・
全部自分でやらないといけないから逆に保険が必要かも・・・
独身と世帯持ちでは入るべき保険は違うのかな・・・
こんな疑問にお答えしていきます。
独身に高額な死亡保険は不要!ただし特別な理由があれば必要です!
まずは死亡保障についてです。
基本的に扶養義務のある家族がいる場合に必要になってくるのが死亡保障です。
本人が死亡してしまった場合、遺された家族が生活していくために必要なお金を確保するための保障ですね。
独身の場合、特別な理由がない場合は扶養義務のある家族はいないはずです。
その場合、何千万円という保険金は必要無いと言えると思います。
ですが、
今は独身だけど前妻との間に子供がいる
両親が高齢で自分がいなくなると生活できなくなる
兄弟に訳があって私が扶養している
といった場合は相応の死亡保障が必要になってくることもあります。
この場合は遺された家族のことを考えて必要な死亡保障に加入するべきです。
それ以外の独身については死亡保障は不要と考えます。
ただ、整理相続資金は独身でも世帯持ちでも必要です。
お葬式代やお墓などのお金のことです。
預貯金などの資産が100万円〜200万円前後ある方は問題ありませんが、無い方はお葬式代用の保険に加入しておくべきかもしれません。
期間限定で安く保障を確保→定期保険
いつ死亡しても保険金を確保→終身保険
いずれかを選択されれば良いかと思います。
独身におすすめの死亡保障→300万円前後の終身保険(外貨建or変額)
おすすめは保険金300万円前後の外貨建終身保険か変額終身保険になります。
外貨建保険については「為替リスクがある」ということで敬遠されがちですが、それはあくまでも積立目的の場合の話。
死亡保障目的の場合はそんなに気にする必要はありません。
3万ドルの死亡保障に加入している人が1ドル80円の時に死亡しても240万円の死亡保険金を残すことができます。
その保険に払い込む掛け金は約半額程度で約150万円ほどです。
基本的に死亡時にマイナスになることはありませんのでご安心ください。
変額保険とは投資信託みたいな保険です。
死亡時の保険金額は約束されていますが、解約時の返戻金は運用成績次第という内容です。
その分、通常の終身保険と比べると割安な掛け金で死亡保障を確保できます。
お葬式代目的であれば解約は想定しないので割安にこしたことはありません。
いずれの保険も30代前半男性で月額5千円程度の掛け金です。
独身に医療保険はいらない!心配なら入院一時金の保険に加入!
医療保険については不要かと思います。
普通の病気やけがで入院してもそもそも大きなお金はかかりませんし、いざとなれば高額療養費制度など国の保障があります。
厚生年金に加入されている方であれば有給休暇があるかと思いますので、数日入院してもしっかりと給料を受け取れる方がほとんどだと思います。
とりあえず保険=医療保険
という発想は捨てて、貯金に励むのがベターです。
不要なのはわかるが心配だから何かしらの医療保険に加入したい
そんな方もいるかと思います。
その場合は入院一時金に特化した安い医療保険に加入しておけば大丈夫です。
掛け金は30代前半男性で2千円程度が目安です。
おすすめの医療保険については独身でも世帯持ちでも変わりません。
↓を参照ください。
独身でもがん保険は必要!おすすめは一時金タイプ!
高額な死亡保障や医療保険は独身には不要ですが、がん保険は必要だと考えます。
理由は
治療が長引く可能性がある
高額療養費もかかり続けるとそれなりの打撃
1馬力のため自分が働けないと収入がゼロになる可能性も・・・
といったところです。
将来的に結婚も視野に入れているなら尚更です。
他に収入を得られる家族がいない分、自分が全てです。
少なくとも治療費+αくらいのお金は保険からカバーしておくことをおすすめします。
がん保険についても独身と世帯持ちで加入すべき内容は変わりません。
一時金特化型のがん保険に加入すれば問題無しです。
掛け金は30代前半男性で3千円程度です。
おすすめのがん保険は↓を参照ください。
独身に就業不能保険は不要!条件が厳しいので必要ありません!
就業不能保険の給付条件が厳しいのは周知の通りです。
検討の余地があるのは自営業者やフリーランスなど国民年金加入者の世帯持ちくらいです。
独身なら自身でなんとかする方が合理的です笑
障害をおってしまった場合→障害認定を受ければ様々な制度を使えます
精神を病んでしまった→病む前に原因を断ちましょう!仕事なら転職!独身なら何とかなります!
どうしても立ち行かなくなってしまった場合→親に頼りましょう!
個人的に親に頼るのは避けてほしいですが、どうにもならない時もあるかもしれません。
その時は最後の手段で頼っても良いのではないでしょうか・・・
基本は「自分で何とかする!」がマストです。
しっかりと貯金をしていざという時の緊急予備資金を作っておけば問題ありません。
掛け金を節約して貯金や資産運用をしましょう。
老後資金準備の貯蓄型保険も不要!積立NISAを有効活用して資産形成!
独身に限ったことではないですが、貯蓄型保険の加入はおすすめしません。
貯蓄型保険の特徴は
払込完了後であれば払い込んだ掛け金よりも多いお金が貯まっている
基本的に一定で増えていくのでどのタイミングでいくら貯まっているかわかりやすい
昔と比べて利率が大きく下がっているため期間のわりにあまり増えない
払込最中に解約してしまうと大きく減ってしまう
払込期間は最低でも10年
といった感じです。
子供独立後の世帯であれば将来的にかかるお金もある程度整理できるので貯蓄型保険も選択肢の一つかもしれませんが、独身の場合は将来的な必要資金が未知数です。
一生独身
結婚するが子供はなし
子供が1人で私立大学進学
子供が3人いて3人とも大学進学予定
どうなるか誰にもわかりません。
保険で老後資金を貯蓄する場合は60歳や65歳まで決まった掛け金を払い続ける必要があります。
どのタイミングでどのくらいお金がかかるかわからない中での資金ロックはリスクでしかありません。
かといって全てが銀行預金だとインフレ負けしてしまい価値が目減りするかもしれません。
そこでおすすめがある程度融通の効く積立NISAを使って貯蓄することです。
世界株式インデックスファンドを毎月積立していけば大方プラスの方向に進みます。
もちろん過去のデータですので将来の約束をするものではありませんが、いざとなったら現金化することができる点が最大のメリットです。
老後のお金ももちろん大事ですが、老後までに迎えるイベントも大切です。
途中で困ることがない様、計画立てて準備しておくことをおすすめします。
仮にずっと独身だった場合は積み立てたお金を老後用にしたら良いだけの話です。
最初から老後と決めてロックするよりも臨機応変に対応しておく方が選択肢も広がりますし、人生の満足度も変わってくるでしょう。
過去に貯蓄型保険に加入している人は無理に解約する必要はありません!
円建保険だと5年以上前、外貨建保険だと2020年8月末までに加入している人はまだマシな保険です。
払込満了まで続けていけばまともにちゃんと増えます。
どうしても払込ができなくなってしまった場合は減額や解約、払済を検討する必要がありますが、無理に解約することはおすすめしません。
これから加入を検討される場合はより利率の低い保険になるのでおすすめしないという意味です。
計画立てて貯蓄型保険に加入している人は何ら問題ありませんのでご安心ください。
結論:独身に必要な保険はがん保険のみ!掛け金月額3千円前後が目安!
必須の保険はがん保険のみと言えます。
場合によっては死亡保険と医療保険を検討!全て合計でも1万円以内で!
多くてもこれくらいでしょうか。
他の保険は基本的に独身には必要ないとお考えください。
全ての保険を合わせて月1万円以上掛け金を払っている場合は保険過多な可能性があります。
その保険が本当に必要か再検討するべきです。
最低限の保障はしっかりと確保し、将来のための貯蓄に回す方が合理的です。
独身で1人だからいろいろと心配・・・
だから何があっても良いようにちゃんと保険に入らないと!
ここまで考える必要はありませんし、心配な「何か」もなかなか起きません。
まずは緊急予備資金をしっかりと確保し、その後は積立NISAを活用して柔軟に資産形成をしていけば問題なしと考えます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
mitsu
コメント
[…] 【プロが解説】独身に保険は必要?保険料の目安とおすすめの保険についてこんにちは。mitsuです。今回は独身の保険の必要性について解説していきたいと思います。独身なら誰にも迷 […]