【プロが解説】死亡保険は終身?定期?おすすめの入り方を紹介します!

保険
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こんにちは。mitsuです。

今回は死亡保険の入り方について解説したいと思います。

死亡保険って定期が良いの?

いつ死亡しても払われる終身の方が良い気がするけど・・・

そもそもどのくらいの保障に入ったら良いんだろう・・・

こんな疑問にお答えします。

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結論:掛け捨ての定期保険をメインに!必要な整理相続資金のみ終身保険で確保!

結論からお伝えするとメインは掛け捨ての定期保険で十分です。

子どもなどの扶養義務のある家族がいる間のみ、安い定期保険で保障を確保しましょう。

定期保険の中でも掛け金が割安で合理的な保障を確保できる収入保障保険に加入することをおすすめします。

どのくらいの期間、どのくらいの保障を確保したら良いかについては過去記事を参照ください。

終身で確保すべきはいつ死亡しても必要な整理相続資金のみです。

お葬式代とお墓代と考えていただければ問題ありません。

ご家庭にもよりますが、200万円〜300万円もあれば十分でしょう。

若い間の死亡については先に紹介した定期保険(収入保障保険)がありますので問題ありませんが、定期保険の保険期間満了後の死亡についても資産がない場合は確保しておく必要があります。

最低限必要な整理相続資金を終身保険で確保するという方法です。

預貯金で準備するよりも終身保険の方が合理的

十分な資産があれば終身保険に加入する必要はないかもしれませんが、保険で確保する方が合理的な面もあります。

300万円の終身保険に必要な保険料は200万円ほど

死亡直後は資産が凍結されて使えない

生命保険の非課税枠が使える

受取人固有の権利のため、間違いなく受取人に遺すことができる

などなどが挙げられます。

死亡後なるべく早く、相続問題に関係なく受け取れる死亡保険金のメリットは大きいです。

そもそも定期保険とは?終身保険とは?

定期保険とは

その名の通り期間を定めた保険です。

その期間内に死亡してしまった場合は死亡保険金を受け取ることができます。

ですが期間が満了した場合はその後死亡しても保険金は支払われません。

一般的に定期保険は掛け捨てになりますので、途中で解約しても解約金はありません。

一定期間、安く保障を確保したい人におすすめの保険です。

終身保険とは

こちらもその名の通り身が終わるまで保障が続く保険です。

人はいつか必ず死亡します。

ですので受取人が確実に死亡保険金を受け取れる保険です。

保険会社からすると必ず保険金を払うことになりますので、それなりの掛け金が必要になります。

円建→300万円の死亡保障に対して合計200万円〜250万円ほどの掛け金

外貨建→300万円の死亡保障に対して合計150万円〜200万円ほどの掛け金(為替レートにより変動あり)

となります。

いつか死亡するため必ず遺せると考えると悪い買い物ではありません。

また、積立機能もありますので解約すると解約返戻金が戻ってきます。

払込期間満了後の解約→払込合計掛け金よりも多い解約返戻金

払込期間途中の解約→払込合計掛け金よりも少ない解約返戻金

となることが基本です。

昔の終身保険はこの解約返戻金の増え方が大きかったので貯蓄目的でも使われましたが、これからの時代は貯蓄目的での加入はおすすめできません。

詳しくは過去記事を参照ください。

お葬式代くらいのお金を後世に残す目的で使うのに適した保険です。

まとめ:1階部分を終身保険、2階部分を収入保障保険で備えるのが合理的

1階部分は一生涯続く死亡保障である終身保険で確保することにより、いつ死亡してしまってもお葬式代+αの整理相続資金は確保できます。

現役時代は子どもなどの扶養義務のある家族がいるパターンが多いのでその間は収入保障保険を上乗せして(2階部分)必要な保障をしっかりと確保しておきましょう。

子どもが独立する年齢や現役引退時に収入保障保険の保険期間も満了になるので、その後は1階部分の終身保険が残ります。

このように2階建で加入することにより保障が大きく必要な期間は安い保険で上乗せできますし、大きな保障がいらなくなる引退後は最低限の保障のみ遺すことが可能です。

終身保険については十分の資産があり、それが本人名義以外である場合は無理に加入する必要はありません。

これから資産形成を行う若い世帯については、十分な資産が貯まるまでは保険で確保しておくという選択肢もありだと思います。

いずれにせよ保険の掛け金は家計の観点からすると支出です。

なるべく安く合理的に保障を確保したいと考える人がほとんどだと思います。

各家庭によって必要な金額や期間は変わります。

全ての家庭にとってベストだというつもりはありませんが、2階建で保障を確保する選択肢もかなり有効な施策だと考えます。

この記事が死亡保障確保の一助になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

mitsu

コメント

  1. […] […]

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